in the blue shirt
インターネットには"なんかすごそう"な人たちがたくさんいる。その人たちが本当にすごいかどうかは往々にしてわからない。わからないこと自体は問題ではなく、わからないことをいいことに、すごいフリをしてしまうことがよくない。虚栄心みたいなのは程度問題で、誰しもにある。それに溺れないためのの手っ取り早い方法の一つは、ちゃんと土俵に上がり、評価に晒されることであろう。音楽作品を発表すると、それ以上でも以下でもなく、まるだしの実力が明るみに出るから良い。
「雷禅の死をきっかけに、穏やかに暮らしていた旧友たちが集まってきて、みんなめちゃくちゃ強い」という設定が自分はとても好きである。魔界統一を企てるヤバそうなやつらと同じくらい強いが、黙ってぼやぼやそこらへんで隠居してる、というやつらには妙に憧れてしまう。そいつらが出てきた理由が、「なんとなく幽助に共感したから」程度のものなのもよい。